2016年8月から2026年7月まで120ヶ月間、毎月362.32ドルずつそれぞれ投資していたら、アップルは元本43,478.26ドルが約167,148.12ドル(利回り約+284.4%)、マイクロソフトは元本43,478.26ドルが約107,720.14ドル(利回り約+147.8%)になりました。
株価上昇率だけで見るとアップルが上回りましたが、配当利回りはマイクロソフトの方が高い水準です(年率約0.95% vs アップル約0.37%)。
この計算は配当再投資を除いた簡略化バージョンであり、過去の利回りで将来を予測することはできません。
どちらも代表的な米国ビッグテックであり、配当を着実に増やしてきた銘柄ですが、性格はかなり異なります。アップルはiPhoneというハードウェア中心の消費者ブランドであり、マイクロソフトはクラウド(Azure)と企業向けソフトウェアが中心です。実際の月次終値で過去10年を並べて比較してみました。
計算結果の比較
| 項目 | アップル(AAPL) | マイクロソフト(MSFT) |
|---|---|---|
| 計算期間 | 2016年8月 〜 2026年7月(120ヶ月) | |
| 月間投資額 | $362.32 | |
| 総投資元本 | $43,478.26 | $43,478.26 |
| 税引前最終評価額 | 約$167,148.12 | 約$107,720.14 |
| 税引前評価損益 | 約+$123,669.86 | 約+$64,241.88 |
| 税引前累積利回り | 約+284.4% | 約+147.8% |
| 2026年7月終値 | 294.38ドル | 384.28ドル |
| 現在の四半期配当金 | 0.27ドル(年換算約1.08ドル) | 0.91ドル(年換算約3.64ドル) |
| 現在価格基準の配当利回り | 約0.37% | 約0.95% |
なぜ配当の多いMSFTの方が利回りは低かったのか
配当利回りと株価上昇率はまったく別の軸です。過去10年間、マイクロソフトはAzureクラウド事業の高速成長、Office 365サブスクリプションへの転換、最近ではAI Copilot・OpenAIへの投資などにより株価が着実に右肩上がりでした。それでも最終的な倍率で見るとアップルに及ばなかった理由は、アップルがiPhoneのスーパーサイクルと自社株買い、サービス部門(App Store、iCloudなど)の利益比率拡大を通じて、より急激なバリュエーション再評価を受けたためです。
ただし、この結果は「アップルが常に優れている」という意味ではありません。計算の開始時点をいつに設定するかによって順位は入れ替わる可能性があり、各社の事業構造・リスク・今後の成長エンジンはそれぞれ異なります。
配当再投資を含めると?
この記事の数値は配当を再投資せず現金で受け取るという前提です。両銘柄とも配当利回りが年1%未満と低めのため、10年累積で再投資効果を加えても最終金額の順位が大きく逆転することはありません。ただし配当を自動的に再投資(DRIP)すれば複利効果がもう少し積み上がり、この記事の数値より最終金額はやや大きくなります。
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この記事は特定銘柄への投資勧誘ではなく、過去の実際の株価を用いた教育・参考目的のシミュレーションです。投資判断とその結果に対する責任は投資家本人にあります。データ出典:Yahoo Finance月次終値・配当履歴(修正株価基準)。© 2026 EZLONG.